夏休みの工作で思い出す事はあっても4足歩行で何かを思い出すという人間はそうはいないはず。
んー、まあ、人間がこうなったのも2足歩行のおかげであるのですが、どうして4足歩行のままでいられなかったのだろう。 使わないからといって、4足歩行を止めてしまったのはいただけない(あとしっぽも。あったら絶対楽しいのに)。
「アー今日彼は4足歩行だから家からここまでだと来るの早いよ。」 「でも、昨日まで2足歩行だったじゃん。まだ2足の名残があるはず。」 「あーそか。じゃあ、もう先にいっちゃおう。」 とか、 「あれ、今日4足じゃん。」 「あー、ちょっと彼女に振られてねー。」 など、ちょっとした日常会話でもしかたなく会話が弾んでしまう。
自然の淘汰で、そのころの人間にしたらいちいち4足で歩いてられっかという感じであったろうがいまの時代ともなるとこういった無駄がほしくなってきますな。(まあこのページもそういった時代の無駄のひとつかな。)
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今週のRCX。 今回のテーマは「4足歩行」。 よく本屋に行くと「4足歩行」と書いた本がありますね。(?) その中にあったのが次の工作。(??)
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わかるでしょうか。 なかなかかっこいいです。 モーターは一つだけ。 制作時刻は11月6日午前6時から午前8時。 (一枚目の写真の背景がそれらしい時間を示しています。) 写真はそれぞれ上から順に、前、上、斜め後ろやや上方、前方やや下から。
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レゴプロックの細部について解説しましょう。 左の写真は 9Vの低回転モーター(回転速度:250 rpmだそうです。)MINDSTORMSに標準で入っているモーター。 2つあったのだが一つはもう壊れてしまった。 次の写真は、モーターとRCX。 RCXはすごいコンピュータ。 赤は電源。 緑のボタンがスタートストップ。 このRCXをもっと使いたいのですが(プログラムで)、今回もRCXはモーターの電源としてだけ使われています。
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これまで、何回か4足歩行を作ろうとしたのですがどうもうまくいかず口惜しい思いを続けていたのですが、左の上2枚の写真にあるような足の部分を思い付き作ることとなりました。 ギヤが回転して棒を上下に動かします。 青色をした支えは棒が上下とここを中心とした回転の運動ができるようになっています。 これが4本の足となり前進することとなっています。
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次は動力の伝え方です。 今回動力はかなりの力を要します。 したがって、モーターからの力はウォームギヤを用いて伝えられます。 コードのついている当たりがモーターです。
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最後に歩いているさまを4枚つづりで。 歩いてはいるのですが、おそい。こういったものは、一度作ってみるとあとでかなりの改善個所のある事が分かります。
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次週のRCXは確定。 ひょっとしなくても「4足歩行」を改良していきます。 しかしこれではまたまたRCXの一番大事なプログラムというところが抜けてしまうのでどうしましょうか。 まあどうにでもなるでしょう。
おしまい。
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