今週のチョコレート



確か前回私は「次はチョコレートに合う飲み物の話を」とか、あまつさえ「こうご期待」とか書いたような気がするのですが。一応じゃあ予定通りにそうしておきましょう。しかし手持ちの絵は飲み物じゃなくてやっぱりチョコレートだったりするのです、これがまた。
ああネスカフェ余ってるかな。あ、少しだけあった、よかった。

第3話 ご相伴♪


コーヒーとキットカット






←なんだかゴージャスな雰囲気(かも)。
もちろん普段はソーサーなんぞ使ってもいませんとも、ええ。


チョコレートは甘い。それはもはや常識ですが、皆さんご承知の通りそもそもチョコレートとはどろどろした貴族の飲み物で、砂糖なんてものは当然入っているはずもない苦いものです。
以前味覚についての授業を受講したとき、「苦味のある食べ物は嗜好品に多い」と説明され、その「嗜好品」にチョコレートが入っているのを見て結構のけぞったものでした。
チョコレートは嗜好品か?!んなのお子様のだーいすきなお菓子じゃないのさ。そうじゃなきやビックリマンチョコが一世を風靡するなんてありえないではありませんか。いくらシールが欲しいからと言って、まさか子供がピーマンを買いあさったりはしないでしょう。私だったら酢レンコンかな。いや、酢ものと揚げ物には苦手なものが多いんですよ。でも酢って体にはいいんですよね。肩凝りとか治ったりするらしいです。

話がそれました、戻しましょう。
ともかく、チョコレートが甘いのは砂糖のせいです。そして今や、砂糖の入っていないチョコレートは売ってない、と言っても過言ではないでしょう。ビターチョコレートは甘さ控えめですが、それでも砂糖が入っています。砂糖が入っていなければ人工甘味料が入っています。ステビアとか。
しかし人工甘味料は体に悪いとか発ガン性とかいろいろ言われてますね。一度人工甘味料でカロリー0の紅茶を飲んでいたときその話題が出て、「一緒に死のうよ」と明るく言われたことがあります。なんだか「買ってはいけない」みたいになってきましたね。でもそういうことは本題ではないので今は置いときます。

で、なんでしたっけ?そうそう、チョコレート甘いってことでしたね。そして甘いものに合う飲み物は!
無糖の飲み物です。
なーんだ、と思いましたね?でも大切なことです。
チョコレートは以前言ったと思いますけど、やめられないとまらない魅力的な悪魔のような食べ物です。そこに砂糖の入った飲み物でご相伴、なんてことをしたら糖分とりすぎです。子供ならとった糖分をエネルギーに変えて、体を動かして遊ぶことができる(ゲームばっかしてちゃいけないよー)でしょうが、私のように運動嫌いなオトナになってしまうと、あとは頭のほうをフル回転させて糖分を消費するしかないでしょう。何も考えなければそれすらできなくなり、まあ大変、ということになるのです。
ついでに言うと、市販の砂糖入りのジュース・コーヒー・清涼飲料水などのほとんどはあれ一本飲むと一日に必要な糖分以上の糖分が体に入ってしまうので要注意です。ああ、また「買ってはいけない」みたいになってきましたね。実はあれまだ読んでないんですけど。もしかしてもう時期外れでしょうか。

砂糖を含まない、つまり甘くない飲み物といっしょにチョコレートを食べるのは単に糖分の問題だけではなく、味覚の問題もあります。
よくスイカなどの果物にに塩をふって食べたりしますが、あれは塩味を少々加えることで逆にそのものの甘味を強く感じさせる効果があります。それと同じことで、甘いものをより美味しく食べるには、甘味の無いものを飲むといいのです。

コーヒーとキットカット
ちなみにチョコレートはネッスルのキットカットです。うまい。

ということで写真はコーヒーです。もちろんブラックです。実に素敵なティータイム、ですねえ。
実はコーヒーよりも紅茶のほうが好きなんですが、紅茶は微妙な香りやほのかな甘味が特徴の飲み物ですので、強い甘味のあるチョコレートと一緒というのはお勧めできません。
まあこのへんは好みの問題もありますよね。あと使ってる葉っぱの値段とか。

といったところで第3話終了。次からは変わったチョコレートをどんどん紹介してみましょう。
てゆうか最近のチョコレートの新作って、当然ながらと言えばそうだけど変なのばっか。
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