今週の効果音

第8回確認の音


実際のゲームの音は、生音中心にして、ある世界を作り上げているという感じですが、ゲーム中ではない、例えば、メニュー項目の選択/決定など、そういった音はシンセサイザーで作っています。

例えば選択などは、音符の数で言えば1つなのですが、決定は音符3つから4つの音を使っています。決定は重要な項目だから、目立つように。

そうすると、その短いフレーズというのが問題になります。どうしたら、決定したということを分かってもらえるか。単純なフレーズというのも作りにくいと思ったので、コードの持つイメージを利用しました。

実は、キャンセル音というのも、どう作るか難しかったんですけどね。決定など、前に進むようなものはメジャーコード、キャンセルなど戻るようなものはマイナーコード、と使い分けてみました。

で、今回の音は、確認の音です。何の確認かというと、アイテムを使用する時、これでいいかという確認です。結局、ボツになりましたけど。


the shouting golem's sound
fig.8 確認の音 (531ms)

確認の音
[ .aiff | .wav | .mp3 | .au | .rm (streaming) ]


どうかなぁ、確認しているように聞こえるかな?

こういった、少ない音数である感情や動作を表現するということに、ちょっと面白さを感じています。


今週の効果音では、以下のフォーマットで、効果音を提供しています。
[ .aiff ] 44.1kHz,16bit
[ .wav ] 44.1kHz,16bit
[ .mp3 ] 44.1kHz,16bitの.aiffを52Kbpsで圧縮
[ .au ] 44.1kHz,16bitの.aiffを8012Hz,16bit,mu-lawで圧縮
[ .rm (RealMedia) ] 44.1kHz,16bitの.aiffを16Kbps Voice - Widebandで圧縮 .rmのプレーヤーは、こちらから。

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