今週の効果音
第12回ナイトの足音
先日、たまには効果音CD以外のCDに接しようと思って、山野楽器に行きました。べつに何のCDが買いたいと思ったわけでもなく。
まぁ、気になってたCDはありましたが、試聴できるものは試聴しようと思って。で、端末の前に立って、びっくりしました。
terminus(ターミナス)という、リスニングシステムがありました。なんと、CDについているバーコードを読み取って、試聴するというシステムです。端末の数は、5台ほどありました。
その端末からは、ネットワークケーブルが延びていました。たぶん10BASE-Tでサーバーに繋がっていて、端末で読み取ったバーコードのリクエストによって、サーバーから曲をストリーミングで送っているのでしょう。
店内にある、指定されたアルバム2000枚が聞く事ができて、30秒ほどでしたが、アルバム全曲試聴可能でした。
端末にはSONYの文字がありました。たぶん、SONYがシステムを組んだのでしょう。ということは、曲はATRACで圧縮されているのではないかと思います。ただ、聞いたところ高音部にノイズが聞こえてきました。
でも、システムとしては面白いかな、と思います。今までのようにCD1枚しか聞けないという事もないし、聞きたい曲の選択幅が広がるし。店側としても、一曲まるまる聞かれてしまうより、おいしいとこだけを聞かせて、購買意欲を高める事させることもできるでしょう。
今週の効果音です。ゲーム開発が終わって1ヶ月以上たっているので、すでにどんな音を作っていたのか忘れているのですが、ハードディスクを探して、こんな音を見つけました。
開発初期に作った音なのですが、「取りあえず、足音でしょ。」などと思い、作ってみました。結局、どの足音も入れていないのですが。
とりあえず作ってみる事は、重要であると思います。分かっている人には無駄な事なので、その絵に合わない音は作らないのでしょうが、僕は分かっていなかったので、一度作って絵と合わせてみて、必要のない音だと認識する必要がありました。その分、作業行程にロスが多いけど、それも重要な事だと。
この音は、効果音CDから抜き出した音、そのままです。効果音CDの音をそのまま使うのは嫌だなと思うようになるのに、それほど時間はかかりませんでした。
今週の効果音では、以下のフォーマットで、効果音を提供しています。
[ .aiff ] 44.1kHz,16bit
[ .wav ] 44.1kHz,16bit
[ .mp3 ] 44.1kHz,16bitの.aiffを52Kbpsで圧縮
[ .au ] 44.1kHz,16bitの.aiffを8012Hz,16bit,mu-lawで圧縮
[ .rm (RealMedia) ] 44.1kHz,16bitの.aiffを16Kbps Voice - Widebandで圧縮 .rmのプレーヤーは、こちらから。 [ .vqf (TwinVQ) ] 44.1kHz,16bitの.aiffを40Kbpsで圧縮 .vqfのプレーヤーは、こちらから。Macな人は、SoundVQ Playerを使用して下さい。