今週のメロディ

体育のとき学生服を脱いだらシャツが裏返しだったとき、
堂々と入っていった教室が間違っていたとき(しかも下級生のクラスだったり)、
レジに品物を持っていった後でお金が足りないのに気づいたとき、
そんな気持ちを「恥」というだろう。

お題:「恥」
 今回は、ちょっとせつないお話です。すいません、いちいち曲を作っていられなくなったので、音楽データはお休みです。
 その代わり、といってはなんですが、こんなときに合うBGM紹介コーナーってことでお茶濁したりします。

ウィルス
ウィルスが検出されたらしい。
(55kb)

 これは何かといいますと、僕のノートパソコンに現れたマクロウィルスの駆除を行った模様を収めたものです。このときはすでにマシン内にマクロウィルスが混入していたらしいことが事前に予測されていたので、「ああ、やっぱりねぇ」といった感じの感情でした。
 とはいっても、こんな商売(いわゆるIT産業っていうんですか?一応)をしていながら、自分のマシンからウィルスが検出されると恥ずかしいものです。特にマクロウィルスというのは「マイクロソフト製品にしかかからない」というお間抜けなウィルスで、いうなれば「必ず痩せる!」と書かれていたチラシを信じて通販でとんでもなく高額な商品を買い揃えてしまうくらいにお間抜けなのです。超音波で顔がきれいになるという洗面器を知っていますか?あんな感じ。
 ウィルスの存在自体に苛立たしい気持ちを抱くのも当然ですが、はっきりいって自分の不注意です。これは恥多き我が歴史においても特筆すべき出来事、よってここに記す、といった念もこめて今回のお題とさせていただきました。


回答例:
チャクラ「おちょし者の行進曲」(LP「さてこそ」収録)
 これはチャクラの2ndアルバムに収録されていた曲です。チャクラは80年代前半のニューウェーブ系バンドブームの頃に活躍したバンドです。Vocalの小川美潮は後にソロでも活躍しました。現在はウズマキマズウ、Secret Bookなどのユニットで活動を行っています。
 こういうやけに明るい曲を聴いて、すかっとさわやかな気分になって、「なんだかもうどうでもよくなってきたなー」ってなれば成功です。
 もうちょっと静かな曲がいい、という方は小川美潮の2ndソロアルバム「ウレシイノモト」に収録されている「ひとりごと」を聴くと「なんだかもうどうでもよくなってきたよー」という気分になります。

大事MAN ブラザーズバンド「それが大事」
 うわ、恥ずかしい〜。恥ずかしいときにはもっと恥ずかしいもので対抗するという療法です。言うなれば、油田の火事はニトロで吹き飛ばすというか、Hビデオのコーナーでは堂々とすべきというか、そういうことです。もっと恥ずかしい気持ちになりたければ、アルバム「これも大事」を買ったりしてもいいかも知れませんが、後悔必至です。
 でも一発屋って夢がありますね。「やまだかつてないTV」でしたっけ?今考えるとすごい番組だったんですね、観てなかったけど。


今回のヨブ・トリューニヒト
 彼の存在がなかったとしてもヤン・ウェンリーは共和国政府に介入しなかったとは思う。彼はそれを早くから見抜いていたのではないだろうか。余りに生真面目な「軍人」であったヤンを、最期まで自分のいいように使っていた唯一の人物であったのかもしれない。

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